福岡県中小企業雇用環境改善支援センター
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人材確保・人材定着に不安を抱える企業の支援事例

ハラスメント対策で変わる、職員同士のコミュニケーション

会社概要

業種 医療、福祉
従業員数 30〜49人
事業内容 保育園および児童発達支援事業所

相談内容・課題

ハラスメントを防ぐために日頃からどのようなことに気をつければよいか相談したい。
気持ちよく働ける関係づくりや、日頃のコミュニケーションについても見直すきっかけにしたい。
保護者・利用者からのカスタマーハラスメントへの対応についても、安心して働ける仕組みづくりを考えていきたい。
ハラスメント(パワハラ・セクハラ・マタハラ・カスハラ)への対応について実際の取組事例なども参考にしながら、職場に合った進め方についてアドバイスをもらいたい。

▼課題解決のために…

センターでの支援・対応


◆ 安心して働ける職場づくりに向けて

保育園・児童発達支援事業所の職員構成や日頃の職場での状況についてお話を伺い、現状を一緒に整理しながら、妊娠・育児中の職員を含め、すべての職員が安心して働ける環境づくりについて意見交換を行った。
その中で、ハラスメントを未然に防ぐためには、パワハラ・マタハラ・セクハラなど、それぞれの特徴や対応方法を理解し、職場全体で取り組むことが大切であることを伝えた。
相談窓口の設置や管理職への研修、職場復帰を支える仕組み、適切な言動の基準づくりなど、事業所の状況に合わせた取組について一緒に検討した。
保護者や利用者からのカスタマーハラスメントについても、職員を守るための対応マニュアルやサポート体制の整備について意見交換を行った。

◆ 職場に合った防止策を一緒に考える

ハラスメントが職員のメンタルヘルスや職場環境だけでなく、保育サービスの質にも影響を及ぼすことを説明したうえで、日頃のコミュニケーションを見直すことの重要性を共有した。過去に職場で起きた事例について意見交換を行いながら、アサーティブコミュニケーションやアンガーマネジメントを取り入れた実践的な防止策を提案し、職場に合った対応方法を一緒に整理した。

▼支援を受けたところ…

成果・支援を受けた企業の所感

ハラスメントについて、日々の職員間の関わり方やコミュニケーションの積み重ねが大切であることを改めて感じた。アサーティブコミュニケーションやアンガーマネジメントについて学び、「普段の声かけや伝え方を見直す良いきっかけになった」との声が聞かれた。今後は、職員同士が気軽に相談や意見交換ができる雰囲気づくりを進め、安心して働ける職場環境と、より良い保育・支援につなげていきたい。

※「アサーティブコミュニケーション」とは、相手を尊重しながら、自分の考えや気持ちも率直に伝えるコミュニケーション方法です。
※「アンガーマネジメント」とは、怒らないようにすることではなく、怒りの感情とうまく付き合い、適切に対処する方法です。